その前日の27日(土)は名寄でのキマロキ編成保存40周年を記念して開催された「キマロキまつり」に行ってきました。キマロキとはディーゼル機関車によるロータリー除雪車が実用化される前、豪雪地帯で活躍したSLによる除雪列車のこと。線路両脇の雪壁が高くなってラッセル車での排雪が困難になると、雪壁を切り崩して遠くへ飛ばすためにこのキマロキ編成が出動していました。その名称は機関車+マックレー車+ロータリー車+機関車という基本編成に由来します。
先頭の機関車、9600形59601。
マックレー車を牽引します。
マックレー車、キ900形911。
ウイングで雪壁を切り崩して中央にかき寄せます。
ロータリー車、キ600形604。
マックレー車がかき寄せた雪を、蒸気機関で回転させる羽根車で吹き飛ばします。
後端の機関車、D51形398。
ロータリー車を後押しします。