リバイバル急行「大雪」&「JR20周年号」

JR北海道プレスリリース(PDF)
http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2007/071018-1.pdf


 かつてはキハ56・27にグリーン車キロ26を挟んだ昼行列車も運転されていた急行「大雪」。自分も幼少の頃に何度かお世話になりましたが、晩年は14系座席車+寝台車による夜行列車のみが運転されていました。その夜行「大雪」にようやく乗ったのは確か高校3年の頃。簡易リクライニングシートに「キハフ」とも揶揄されたスハフ14のディーゼル発電機の騒音で、まともに眠れなかった記憶があります。夜行「大雪」はその2〜3年後に気動車化されて特急「オホーツク」の一員となり、伝統ある「大雪」の名も消滅してしまいました。
 今回運転されるリバイバル列車ですが、編成は14系座席車+24系寝台車を用いた4両としか記されておらず、カマ(機関車)に何が充当されるのかも不明。いずれ鉄道雑誌等で明らかになるでしょうが、気になるところです。


 さて14系客車と言えば、知床のユネスコ世界自然遺産登録を記念して、一昨年の10月にこんな列車が運転されました。その名も「世界遺産・知床号」。



2005.10.15 9713レ 石北本線生田原駅〜常紋信号場にて
EOS 7s+EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM KONICAMINOLTA JX100


 原色のDE15形ディーゼル機関車が、これまたオリジナル塗色の14系座席車4両を牽引するという、今日ではなかなか見られない組み合わせ。紅葉が見頃を迎えた石北本線146キロポスト付近では、自分を含めて総勢25名ほどのギャラリーがレンズ越しに熱い視線を送っていました。



2005.10.16 回9761レ 釧網本線・浜小清水駅〜止別駅にて
EOS 7s+EF28-135mm F3.5-5.6 IS USM FUJICHROME TREBI 400


 列車は旭川を起点に石北本線釧網本線根室本線で道東をぐるっと一周し、富良野を経由して旭川に戻るというルートを辿りました。



2005.10.16 9313レ 釧網本線美留和駅〜摩周駅にて
EOS 7s+EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM FUJICHROME TREBI 400