東京の音楽系専門学校・尚美ミュージックカレッジ専門学校の在校生による吹奏楽団「尚美ウインドオーケストラ」が先月下旬に北海道で特別演奏会を行い、K市でも6月28日(日)に演奏会が開催されました。指揮は小澤俊朗氏(第1部)・ジェイムズ・バーンズ氏(客演・第2部)、ソリストは外囿祥一郎氏(Euph)、原 博巳氏(Sax)という豪華な顔ぶれ。余談ながら自分は中学時代にも同楽団の北見公演を聴きに行ったことがあり、その日は奇しくも1986年の同じ日でした。
セットリストは、
【第1部】
・祝典序曲(D.ショスタコーヴィチ)
・ハーレクイン(P.スパーク)※外囿さんソロ
・マーチ「春の道を歩こう」(佐藤邦宏・2015年度吹奏楽コンクール課題曲)
・マーチ「プロヴァンスの風」(田坂直樹・2015年度吹奏楽コンクール課題曲)
・復興(保科洋)
【第2部】※全曲ジェイムズ・バーンズ作品
・アルヴァマー序曲
・アリオーソとプレスト ※原さんソロ
・パガニーニの主題による幻想変奏曲
・交響的序曲
【アンコール】
・ヨークシャー・バラード(J.バーンズ)※本人指揮
・BLOCK M(J.H.ビリック)
26日(金)は札幌、27日(土)は旭川、そして28日のK市と移動を伴う3連チャンにもかかわらず、プログラムの後半になっても一向にバテそうな気配が感じられなかったのは、やはり若さのみならずプロの演奏家を志す情熱があってこそなのでしょうか。外囿・原両氏のソロも素晴らしく、会場のK市民会館大ホールを埋めた満員の聴衆からは割れんばかりの拍手が贈られました。