鉄道の日

 新橋〜横浜に日本で初めての鉄道が開業したのが明治5年9月12日(新暦1872年10月14日)。平成6(1994)年から、それまで「鉄道記念日」とされていたこの日を「鉄道の日」と改め、毎年この時期はJR・私鉄各社や交通局で施設公開や記念乗車券販売など様々なイベントが行われます。
 JR北海道では今日、五稜郭車両所(函館)・苗穂工場/運転所(札幌)・旭川運転所・釧路運輸車両所の4施設で一般公開が行われ、自分は釧路へ行ってきました。



 ここでちょっとした名物となっているのが、キハ183系2両で車両所〜釧路駅の間を走るアクセス列車。今回はキハ183-210(↑)とキハ183-102が務めました。
反対側のキハ183-102。


庫内にも入れます。
キハ183(車番不明)。


検査中のキハ54-515。
そして、

台車とエンジン。


車輪旋盤の実演。
踏面に偏摩耗や凹凸が生じた車輪は、このように削って直します。もちろん、何度も削って径が小さくなった車輪は新品に交換されます。


 さて、鉄道好きの子供の憧れと言えばやっぱり運転士。
その気分が少しだけ、しかも普段はお客を乗せる機会のないディーゼル機関車で味わえるとあって、家族連れを中心に人気を集めていたのがこちらのコーナーです。
DE15形の体験試乗。
 鉄道車両の運転席と言えば前を向いたものを想像しますが、このDE15(DE10も)形はちょっと変わっていて、元々前後進を頻繁に切り替えるヤード(操車場)での入れ換え作業を考慮した設計のため、
このとおり。
進行方向に対して90°横を向いています。運転士は進行方向に合わせて体の向きだけを変えるわけですが、これで長距離運転はちょっと辛そう。ちなみにこのDE15形、冬には前頭車(ラッセルヘッド)を連結して除雪車に早変わりします。

2005.12.18 函館本線・小樽築港駅にて
EOS 7s+EF28-135mm F3.5-5.6 IS USM KONICAMINOLTA JX400II


新富士にて。
その後は根室本線沿いで撮影。好天にも恵まれいい鉄日和でした。(*^^*)