6月どころか危うく7月まですっ飛ばしそうな放置っぷりでしたが、その間に石北本線絡みで気になるニュースが飛び込んできました。
↓キハ183系車両の運行終了（JR北海道プレスリリース・PDF）
https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/220713_KO_183.pdf
この「キハ183系車両」にはノースレインボーエクスプレスも含まれます。
現在「オホーツク」「大雪」で最後の定期運用に就くキハ183系ですが、先に新特急色に復刻された2両を除き、その状態はお世辞にも良いとは言えず、車両によっては塗装の割れ・剥離や錆が目立ち「或いはこの姿も利用者に敬遠される一因なのでは‥‥」と心配になってしまうほど。500番台が国鉄末期の1986年、550番台が1988年の製造で、車齢はいずれも35年前後に達しています。
そのキハ183系が、今春のダイヤ改正で「おおぞら」運用を退いたキハ283系によって来春に置き換えられることに。
正式発表までやや間がありましたが、実はこの転用話はGW前から話題になっていました。きっかけはJR北海道の関連会社のWebサイトに載った、特急列車の車内に掲出する広告の料金表（現在は削除済み）。その「特急オホーツク・特急大雪」の項に「苗穂183系・苗穂283系」の記述があり、これがまずTwitterで拡散されます。そして5月に発売された「鉄道ファン」誌付録の「JR車両のデータバンク」にはキハ283系の転属（釧路→苗穂）が記載され、6月には函館本線・札幌～岩見沢間での試運転が目撃され始めたことで、噂の域を出なかった転用話はいよいよ現実味を帯びます。
キハ82系から続く「他路線でお役御免になった車両が石北に回ってくる」お約束は変わらないようです（笑）
キハ283系のグリーン車（キロ282）は全車廃車済みなので、石北本線にはモノクラス3～4連でやってくるのでしょうか。
2019.05.04 8021D「北斗91号」函館本線 函館駅にて
EOS 7D ＋ SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
同日（7月13日）付のプレスリリースでは、他にキハ281系の「北斗」運用終了も発表されています。
↓キハ281系車両ラストラン（JR北海道プレスリリース・PDF）
https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/220713_KO_281.pdf
9月とはいささか急な話ですが、もう一回くらい乗りに行きたいですね。
