苗穂工場公開&SLニセコ号

 10月14日は「鉄道の日」。毎年この時期には全国の鉄道会社で施設公開などのイベントが開催されます。今年、JR北海道の施設では13日に苗穂工場(札幌)・五稜郭車両所(函館)で一般公開が行われましたが、最も近場にある釧路運輸車両所は既に公開を終えてしまっていたため、「SLニセコ号」の乗車も兼ねて苗穂工場に出掛けることにしました。苗穂公開に行くのは2001年以来のこと。


何で今頃日記書くのかって? それはオトナの事情です(´・ω・`)


 まず13日。「オホーツク2号」で出発し、常紋峠を越えるとそこは一面の銀世界。10月半ばにして初雪、しかもまとまった量の降雪があったようです。


札幌到着後、早速苗穂へ。
役目を終えた781系


 機関車検修場に入ると、DF200-7が出迎えてくれました。車体は台車を抜かれて架台(ウマ)に載せられ、エンジンも降ろされていました。

その心臓部。
 ドイツMTU社製12V396TE14。V形12気筒直噴式・インタークーラ・ツインターボ付きで1700馬力を発生するディーゼルエンジンです。最近のJR貨物の機関車に搭載される新しいエンジンは、このMTUもコマツもメーカー(MTUは国内代理店)の工場に送られてメンテナンスを受けるそうで、こうしてエンジン単体がJRの検修場にドンと置かれた状態で見られたのはラッキーかも知れません。


 そして、冬将軍の到来に備えてこちらも整備の真っ最中。DE15形ディーゼル機関車に連結されるラッセルヘッドです。


DMV試乗コーナー。
 このほか富良野・美瑛ノロッコや、乗ったキハ40ごとターンテーブルに載って回るというものもあり、どれも順番待ちの長い列が出来ていました。


その夜、やっと789系1000番台を撮影することが出来ました。

2007.10.13 2045M「スーパーカムイ45号」 函館本線・札幌駅にて
FinePix F11


翌日、SLニセコ号に倶知安まで乗車。

2007.10.14 9222レ「SLニセコ号」 函館本線・札幌駅にて
FinePix F11


カフェカーでこんなのを買って食べてみました。
ごますり団子。
 黒いすりごまの中に団子が入っていますが、ごまの量がハンパじゃなく団子を「発掘」するのに一苦労。団子の中にはあんこが入っていてなかなか美味でした。


 今年から倶知安での停車時間が延び、「オホーツク7号」で帰るには復路の乗車を諦めざるを得なくなった「SLニセコ号」。どうせ乗れないなら‥‥と言うことで、今回は倶知安到着後すぐに普通列車で小樽へ引き返し、新千歳空港へ行ってみることにしました。「エアポート」として千歳線に乗り入れる789系1000番台に「一日散歩きっぷ」で乗ってしまおう、という魂胆です。
 途中、琴似で撮影していると「野幌駅で上り列車が故障のため停車中」とのアナウンス。その後「エアポート144号」に乗ると、先行する千歳行き普通列車1776Mと一緒に札幌駅直前で抑止を喰らいます。
前方の731系が1776M。
 それでも新千歳空港には定刻より数分の遅れで到着。「エアポート163号」に狙いを定め、指定席(uシート)券を購入しましたが、件の故障車の影響で遅延が生じた「スーパーカムイ32号」は札幌で運転を取り止め、よりによって「エアポート152号」とその折り返しの「エアポート163号」は運休。


721系の「エアポート157号」でさっさと引き揚げます。_| ̄|○


札幌からはいつもの「オホーツク7号」でした。