何となくDD51を撮りたくて

昨日、旭川へ行ってまいりました。


 と言っても、走行写真は専らフィルム一眼レフで撮っているので、現像されて戻ってくるまで時間がかかってしまいます。ネガなら同時プリントでも1時間も待てば出来上がってきますが、今回はポジフィルムで現像も札幌送りなので数日がかり。
なので、今日ご覧頂きます写真は過去に撮影したものです。m(_ _)m



2005.05.14 1080レ 函館本線伊納駅にて
EOS 7s+EF75-300mm F4-5.6 IS USM AGFA Vista400


DD51
 1960〜70年代にかけて製造された、国鉄時代のディーゼル機関車です。開発の経緯や仕様については他に詳しいサイトもあるのでここでは割愛しますが、自分の大好きな鉄道車両のひとつです。
 地元を通る石北本線には、毎年8月〜翌年4月にかけ、主に農産物を出荷するための貨物列車が運転されていますが、その貨物列車はDD51が前と後ろに1両ずつ、
つまり


♪機関車と機関車が前牽き後押し♪


で牽引するという、全国的にも珍しい運転形態をとっています。
 これは上川〜白滝(北見峠)と生田原留辺蘂(常紋峠)の2ヶ所で峠越えがあり、1両では牽引力が足りないためです。80tを超える重量と2,200馬力(1,100×2)のパワーを誇るDD51ですが、2両がかりでも石北の2つの難所を越えるのは容易ではなく、まるで「一歩一歩踏みしめるように」勾配を登っていきます。


↓後ろでも煙が上がっているのがお分かり頂けるでしょうか?

2005.10.15 9073レ 石北本線生田原駅〜常紋信号場にて
EOS 7s+EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM KONICAMINOLTA JX100


力強いエキゾーストと共に峠に挑むDD51
毎年、道内外から多くの鉄ちゃんが撮影に訪れます。


あ、旭川ネタのハズがすっかり石北ネタに‥‥。m(_ _)m