増毛ノロッコ号2008

 「SLすずらん号」が一昨年(2006年)で運行を休止し、現在留萌本線で唯一の観光列車となっている「増毛ノロッコ号」。今年も日帰りで乗りに出掛けてきました。


 行きは「オホーツク2号」。普段は留辺蘂で乗り(降り)ますが、今日はきっぷ代を安く済ませるため遠軽までクルマで行きました。自由席用で比較すると、留辺蘂旭川の「Sきっぷ」が6日間有効で9,400円なのに対し、遠軽旭川の「旭川日帰りきっぷ」は1日のみ有効ながら4,200円と格安です。
 旭川で「オホーツク2号」を降りると、1番ホームには先日5両編成に増強された「旭山動物園号」が停車中。記念写真を撮る家族連れも多く、注目度は相変わらず抜群のようです。


これは新たに加わった「オオカミ号」。

2008.05.04 9021D「旭山動物園号」 旭川駅にて
PowerShot TX1


 気になっていた車番はキハ182-46。47(ライオン号)・48(チンパンジー号)とは続番となり、キハ182形0番台のラスト3両が「旭山動物園号」で揃ったことになります。


 「道北一日散歩きっぷ」を購入し、キハ40×2両の滝川行き普通列車924Dに乗ります。深川でほぼ同着だった「オホーツク3号」の中間には、120・130km/h両対応の貫通型先頭車キハ183-4558の姿が。輸送繁忙期ならではの光景かも知れません。

2008.05.04 13D「オホーツク3号」 深川駅にて
PowerShot TX1


 深川で留萌本線普通列車4925Dに乗り換えて留萌へ。通常、同線の列車にはキハ54が充当されますが、今日はキハ150+キハ54(後結回送)。駅に貼られたチラシによれば「当分の間」一部列車にキハ150が使われるそうです。

2008.05.04 4925D 深川駅にて
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 先ほど乗ってきたキハ150がそのまま使われる5921Dで増毛に向かい、「増毛ノロッコ号」が来るまで1時間ほど街を散策します。駅前には「たこのやわらか煮」の即売コーナーが設けられ、試食したら美味しかったので2個ほど所望。

2008.05.04 9425レ「増毛ノロッコ3号」 留萌本線増毛駅にて
PowerShot TX1


折り返し「増毛ノロッコ4号」は函館本線を経由して旭川まで直通します。


 かつて函館本線には「レッドトレイン」51系客車を電気機関車で牽引する普通列車が走っていましたが、「ノロッコ」車両のほとんどは「レッドトレイン」を改造したもの。「ノロッコ」は内張がほとんど剥がされているので走行音は往時に比べて多少やかましいハズですが、乗り心地はきっとこんな感じだったのでしょう。


旭川からの最終ランナーは「オホーツク5号」でした。