青い客車を使用した寝台特急列車、いわゆるブルートレインとしては最後の生き残りだった「北斗星」が、8月22日札幌発の便をもって運行を終了しました。1988年の津軽海峡線開業と同時にデビューし、最盛期には定期3往復のほか、多客期にはオールB寝台の「エルム」や「夢空間」を連結した臨時列車も運行されましたが、様々な事情で末期には1往復のみとなり、今年3月のダイヤ改正以降は臨時列車として「カシオペア」と隔日（スジも同じ）で運行されていました。
最終日の8008レも1100号機が先頭に立ったようです。
（再掲）2012.05.03 回2レ 函館本線・札幌駅にて
EOS 50D ＋ SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
自分が「北斗星」に乗れたのは結局この一度きり（2012年GW）で、ここで「思い入れ」なんて書くと何十回、何百回も利用したようなヘビーユーザーの方にお叱りを受けそうですが、ブルートレインの写真が入った財布や文房具を親に買ってもらって育った世代にとっては、やはりあの青い客車が連なった列車は特別な存在でした。JR北海道所属車が多かった2000年代前半には、普段「北斗星」が走らない根室・石北・宗谷本線にも年に数回「北斗星」編成（だいたい7両編成くらい）による団臨が運行されていましたが、そんな時代はもう二度とやってこないんでしょうね。
（再掲）2001.02.18 9024レ 北見駅にて
Autoboy S FUJI SP100
2001.02.25 9001D「オホーツク流氷号」・9026レ 石北本線・生田原駅にて
Autoboy S FUJI SP100
2002.04.21 9021レ 石北本線・新栄野駅〜遠軽駅にて
EOS IX E（APS）＋EF24-85mm F3.5-4.5 USM FUJI nexia 200
片側だけの妻窓が特徴だったオハネフ24形500番台。
2002.04.21 9021レ 石北本線・遠軽駅にて
EOS IX E（APS）＋EF24-85mm F3.5-4.5 USM FUJI nexia 200
マニ50改造のマニ24もいつの間にか姿を消してしまいました。
2002.04.21 9021レ 石北本線・緋牛内駅〜美幌駅にて
EOS IX E（APS）＋EF75-300mm F4-5.6 IS USM FUJI nexia 200
