いよいよ金10の本番当日です。会場はK市開成にある「開成ふるさと工芸館」。平成7年に廃校になった旧開成小学校の校舎を利用しています。
午前11時、控え室（隣にある保育所）に楽器を持ったメンバーが続々と集まりウォーミングアップ開始。自分もケースから楽器を出し、さてバルブオイルを‥‥とボトルを取り出すと、焼酎のロックよろしく液体の中に氷が浮かんでいるではありませんか。氷点下まで冷え込むこの時期に楽器をクルマに積みっぱなしだったとはいえ、これには自分のみならずメンバーもびっくり。
このオイルはヤ○ハの「ヴィンテージ」で、ボトルの裏面にはちゃんと「純度の高いオイルを使用しているため凍結することがあります‥‥」という旨の注意書きがありますが、それにしてもたかだか氷点下1ケタで凍るバルブオイルなんて聞いたことがありません。
※ちなみに凍結しても品質に問題はなく解凍して使えるそうです。念のため（笑）
何曲か合奏したり「しばし談笑」したりしているうちに時間は過ぎ、12時45分、そばつゆの香りが充満する体育館に入り「開成小学校校歌」で本番スタートです。
その次の次の曲はいよいよ自分がソロを吹く番。合間に司会の方（女性）がメンバーに楽器や仕事についてインタビュー（？）する場面がありましたが、一応ソリストということで自分が「お名前は？」とマイクを向けられた際、
「へっ？」（会場失笑）
と間の抜けた返答をしたお陰で余計に緊張してしまいます。
‥‥で、ソロはどうだったかといえば、危なっかしい部分がありながらもとりあえず無事に完奏することが出来ました。ただ、それで気持ちが緩んだせいか後の曲で「消える」というハプニングはありましたが‥‥。
全曲を演奏し終えて退場する際、件の司会の方から、
「○○さん、良かったです！」
と何も知らない人に聞かれたらあらぬ誤解をされそうなお褒めの言葉を頂き、非常に嬉しかったのですが、何だかこっ恥ずかしくて目を合わせずにそそくさとその場を後にしてしまいました。(´・ω・｀)
控え室には大振りなお弁当が用意されていましたが（上写真）、フタを開ければ中身もこれまたゴージャス。しかも会場で出されていたお蕎麦も用意して頂けて‥‥果たしてこの昼食に見合った演奏が（中略）何だか恐縮してしまいます。
メンバーの皆さん、本日はお疲れさまでした。m(_ _)m
