花柄ゴーヨン

 この日、知床斜里から北見に向かう4722D〜4654Dの運用に入っていたのが、釧路運輸車両所のキハ54-520でした。
(施工前)
2002.10.05 4736D 釧網本線・細岡駅〜塘路駅にて
EOS IX E(APS)+EF75-300mm F4-5.6 IS USM FUJI nexia 200


国鉄キハ54形気動車ウィキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%89%84%E3%82%AD%E3%83%8F54%E5%BD%A2%E6%B0%97%E5%8B%95%E8%BB%8A


 JR北海道のキハ54(500番台)は2003年から台車や変速機の交換が行われ、釧路運輸車両所(当時は花咲線運輸営業所?)所属の520号車は、旭川運転所所属の506号車に続く2両目の施工車となりましたが、同時に黄緑色の車体全面に花々をあしらった鮮やかなペインティングが施されました。

2006.05.07 4663D 石北本線金華駅〜西留辺蘂駅にて
EOS 7s+EF28-135mm F3.5-5.6 IS USM FUJI SUPER 400FT


 竣工後の2003年7月に行われたお披露目運転(事前募集した乗客のみ対象)を花咲線厚床(あっとこ)駅まで撮りに行ったり、石北本線で貨物列車を撮影していたらひょっこり現れたり。その目立つ外観と相まって印象に残る車両でした。


先代ばたばた号とのこんな3ショットも。

2006.05.20 網走駅にて
FinePix F11


 でも、残念ながら乗る機会は一度もありませんでした。だって、必ずと言っていいほど自分が乗った列車とは反対方向の列車に使われてるんだもん‥‥。_| ̄|○i|||i


 脱線した鉄道車両は、その場から撤去する必要があります。
自走不能でも、とりあえず牽引で線路上を走れれば工場へ回送されますが、地形上の理由で復線が困難だったり、損傷がひどく修復不能と判断されたりすると、線路から降ろされることがあります。



多くの場合、その後は現地解体の運命を辿ります。


 今日(3日)の北海道新聞朝刊には、線路から降ろされ、現場付近の道路と同じ向きに置かれた520号車と、その横を通過する別のキハ54の写真が掲載されていました。


一体どうなるんだろう‥‥。・゚・(ノД`)・゚・。・゚・(ノД`)・゚・。・゚・(ノД`)・゚・。