SLクリスマスin小樽号

 毎年クリスマスシーズンに函館本線の札幌〜小樽間で運転される「SLクリスマスin小樽号」。クリスマスムード満点の車内やサンタに扮した客室乗務員さんも確かに魅力ですが、「冬の夜に走るSL列車」は全国的にも珍しく、撮り鉄にとっても魅力的な被写体です。
 そんなわけで、今年も日帰りの強行日程で乗り&撮りに行ってきました。24日早朝に「オホーツク2号」で札幌に向かい、千歳線でしばらく貨物列車や特急列車を撮影。新雪が積もって気温も上がらなかったため、ナイスな雪煙が上がっていました。


ミスドノエル
 その後は札幌駅のミスドで冷えた体を温めつつマターリ。再び寒風吹きすさぶホームに上がり、ガチガチ震えながらSLの入線を待ち構えます。


表示も凝ってます(笑)
 14時46分、C11-207号機の高らかな汽笛が札幌駅に響き渡り、「SLクリスマスin小樽号」は小樽に向けてゆっくりと走り出しました。


小樽に着くと吹雪模様‥‥。

2006.12.24 「SLクリスマスin小樽号」 函館本線小樽駅にて
FinePix F11


 幸い、夜には風も雪も収まり、SLが吹き上げる蒸気や煙もご覧の通り。やっぱりSLのバルブ撮影はこうでなくちゃね♪

2006.12.24 「SLクリスマスin小樽号」 函館本線小樽駅にて
FinePix F11


 後補機のDE15はお馴染みの1520号機ではなく1542号機でした。この小樽駅4番ホームには、小樽で少年時代を過ごした石原裕次郎にちなんで「裕次郎ホーム」の愛称が付けられており、彼の等身大写真パネルも置かれています。

2006.12.24 9225レ「SLクリスマスin小樽号」 函館本線小樽駅にて
FinePix F11


 札幌からの帰りの列車は、今年3月のダイヤ改正で冬季のみ運行の臨時列車に降格されてしまった夜行「オホーツク(81号)」。グリーン車の乗務員室近くには、こんなタペストリーが飾られていました。
メッセージ付き。
客室乗務員さんの手作りだそうです。メリークリスマス♪ (*^^*)