「潮騒のメモリー」を始めとする関連楽曲が注目を集め、オープニング曲も吹奏楽の定番レパートリーとしてすっかり定着した感のある朝ドラ「あまちゃん」。前作はあまりに救いがなさ過ぎて、ついEテレにチャンネルを変えて某幼児向け番組の歌や体操のお姉さんに癒やしを求めていましたが(笑)、今作はスタートからほぼ欠かさず見ています。
そんな「あまちゃん」で、少し前になりますが印象に残るシーンがありました。
GMTのデビュー曲のサンプルCDを聴いたアキの母・春子が、血相を変えて「奈落」に駆け込み、
「こんなのうちの娘の声じゃない!」
とCDを叩き付けて太巻に詰め寄るシーン。
そういや最近、FMから流れてくるのはこんな歌声ばかりだなぁ‥‥。
無機的で平板な、まるでボカロにでも歌わせたような。
このシーンはJ-POP(笑)の現況に対するアンチテーゼでは?
というのは考え過ぎ‥‥でしょうね。
これからも出勤前にヒゲを剃りながら見る日が続きそうです。