先日、老舗テレビ通販会社「日本直販」の経営破綻をニュースサイトで知り、テレビ通販というものを利用したことがなくてもCMは度々目にしていた自分も、時代の流れを感じざるを得ませんでした。
ふと思い返してみると、自分が初めて「通販」なるものを利用したのは専門学校時代で、購入したのはDENON（当時は日本コロムビアのブランドで読みは「デンオン」だった）のステレオアンプ・PMA-390。当時愛読していた「FMレコパル」とか「FM STATION」といった雑誌の広告が情報源でした。
ちなみのこのPMA-390、実売3万円弱と安価ながら造りも音もそこそこ良く、オーディオ入門機として人気を集めたアンプですが、幾度のモデルチェンジを経ながら現在も販売されており、実に20年以上にわたってDENONアンプのローエンドモデルとして君臨（？）しています。
↓初代PMA-390（デノンミュージアム）
http://www.denon.jp/JP/MUSEUM/products/pma390.html
専門学校時代と言えば、現在も頻繁に折込チラシが入る某婦人服通販会社でAVを買ったこともありました。最近のチラシは見ていませんが、当時は夜の女をイメージさせるセクスィーな下着やイボ付き○ン○ームといった見るからにいかがわしい、且つ二十歳前の男子をwktkさせるに十分なモノがフツーに掲載されていて、AV（確か5本セット）もその一つでした。
就職してからは、東京や横浜の中心部へのアクセスが良かったこともあって通販はあまり利用しなくなりましたが、郵便受けに入るビラに書かれたケータイ番号に電話するとバイクの兄ちゃんが届けてくれるモノを、社員寮の仲間とお金を出し合って時々買っていました。分かる人には分かると思うので詳しくは書きません。
Uターンして数年後、486マシンに限界を感じてPCの自作に取り組むにあたり、当時は自作パーツを扱うショップが地元になかったため、「DOS/V Magazine」や「DOS/V Power Report」といった雑誌を頼りに再び通販を利用するようになりました。そういえば「どすぶい（DOS/V）」という単語を耳にしなくなって久しいですね。
そして今は、自作したPCでネット通販を利用しています。テレビ通販とは今後も縁がなさそうだ‥‥。
