顛末

今週から仕事にも復帰して色々落ち着いたのでそろそろ書いてみます。


 前回書いたとおり今年は免許の更新時期で、誕生日の1ヶ月後(2月2日生まれなので3月2日)まで期限はありましたが、3月にオブリやO吹の演奏会が控えており、2月に日曜練習が入る可能性があったため更新を早めに済ませようと、1月17日に最寄りの運転免許試験場を訪れました。で、何故更新できなかったかと言うと、視力の適性試験に引っ掛かってしまったから。警視庁のHPには、

 原付免許、小型特殊免許の視力の合格基準は、両眼で0.5以上、又は一眼が見えない方については、他眼の視野が左右150度以上で、視力が0.5以上です。
 普通第一種免許、中型第一種免許(8t限定中型)、二輪免許、大型特殊免許の視力の合格基準は、両眼で0.7以上、かつ、一眼でそれぞれ0.3以上、又は一眼の視力が0.3に満たない方、若しくは一眼が見えない方については、他眼の視野が左右150度以上で、視力が0.7以上です。


とあります。両目の視力に問題が無ければ視野検査は行われませんが、自分はまず左目の視力で引っ掛かり、右目も過去に網膜剥離を患った影響で視野が狭まっており、150度をクリアできませんでした。前回の更新(5年前)はパスしていますから、それから左目の視力がじわじわ下がっていたのでしょう。


 軽くショックを受けつつも、とにかく左目の視力を何とかしないことには免許の更新が出来ない(右目の視野は治しようがない)ので、眼鏡の度数で何とか乗り切れないかとその足で眼鏡店に向かい、改めて検査してもらったところ、店員さん曰く「ちょっと驚く」ほど視力が低く、度数をさらに上げても0.3まで出ないかも知れない‥‥とのことで眼科の受診を勧められてしまいました。網膜剥離の時のような視野の欠損やゆらぎは無かったものの、軽かったショックはこの時点で10倍くらいに重くなりました。


後日、意を決して訪れた眼科医で白内障と診断されました。しかも「眼底検査をしようにも(濁った水晶体に遮られて)見通せない」というオマケ付き(笑)。


 白内障は薬で進行を抑えることは出来ても失われた視力は戻らないので、濁った水晶体を取り除いて人工レンズを入れる手術を受けることになりました。右目は網膜剥離の手術と併せて施術済みなので、40ン歳にしてまさかの両目人工レンズです。今回手術を受けた病院を含め、白内障手術を行っている眼科医はどこも順番待ちの患者さんが多いらしく、自分も当初は3月下旬に手術を受ける予定でしたが、2月の第3週にキャンセルが出て1ヶ月以上前倒しして受けることが出来た結果、免許の更新も期限内に無事済ますことが出来ました。オブリやO吹の本番は日にちが無い上に眼圧や振動が怖いので出演を辞退させて頂きましたが(スミマセン)、視力は裸眼でも0.1〜0.2まで出るようになりました。


繰り返しますが、目は一生モノです。皆さんも目を大切に!



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