雑記

一日散歩きっぷ

先月発表になったJR北海道の冬の臨時列車。


JR北海道プレスリリース(PDF)
http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2015/151023-1.pdf


「流氷特急オホーツクの風」が無く、「SL冬の湿原号」も釧路〜標茶間のみで川湯温泉までの運行がありません。

(再掲)2015.02.11 9002D「流氷特急オホーツクの風」 石北本線留辺蘂駅にて
EOS 50D + SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO


 それに加えて、先週の北海道新聞には「流氷ノロッコ号、今冬限り」という記事まで載りました。牽引するディーゼル機関車(DE10/15)の老朽化が進み、釧路支社管内で使用する4両のうち1両を今年度限りで廃車にするとのことで、そうなると来期以降は冬季の除雪だけで手一杯になってしまうんだとか。あくまで冬季限定の措置であり、夏季に運行される「くしろ湿原ノロッコ号」は当面存続するようです。とはいえ「老朽化したディーゼル機関車を順次廃車する方針」らしいので、釧路支社からDE10/15が消えて夏季運行が消滅する日もそう遠い先の話ではなさそうな気がします。

(再掲)2014.03.09 9374レ「流氷ノロッコ4号」 釧網本線・浜小清水駅原生花園駅にて
EOS 50D + EF70-200mm F4L USM


それにしても、老朽化を理由に需要のある列車を切ってしまうのは果たして得策なのか‥‥。


「ナ」級のBBQカーに対して展望客車は「オ」級だから、キハ54のプッシュプルで2両牽引は荷が重いかな‥‥。


そういえば、先週の道央遠征で利用した一日散歩きっぷも廃止が噂されています。


 例年なら今時期にはJR北海道のWebサイトや、道内時刻表の「おトクなきっぷ」のページに翌年の利用可能日まで載っているものですが、今年は11月14日までとしか記述がなく、今日(11月17日)の時点でもWebサイトの内容はそのまま。JRとしては通常料金で乗って欲しいのが本音でしょうし、特に最近は札幌までの往復に(集団行動や夜行便が必要といった事情があったにせよ)バスを利用するなど、どう見てもJRの収益に貢献しているとは言い難い自分が「フリーきっぷを止めるな!」と言うべきではないのかも知れませんが、一日散歩きっぷがあるお陰で通常料金が取れないのと、一日散歩きっぷが無くなって利用者が通常料金での利用に移行せず離れてしまうのとでは、どっちがJRにとって損なのでしょうか。


【11/22追記】同社Webサイトの「おトクなきっぷ」のページから道央版も道北版も記述が無くなっています。やっぱり無くす気だったんですね‥‥(´・ω・`)



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日本赤十字社webサイト