2011年1月、K市の弐萬圓堂で眼鏡を作ってもらいました。
当時掛けていた（今も掛けていますが）眼鏡が1990年代に作ってもらったもので、何となくイメチェン（笑）したくなって市内の眼鏡店数軒を廻り、弐萬圓堂に入って今時珍しい真ん丸眼鏡を発見。気になりつつも素知らぬフリをして店員さんにオススメ品を数点ピックアップしてもらうと、その中に件の真ん丸眼鏡も入っていました。しかも店員さんイチオシ。
何か運命めいたものを感じ、その真ん丸眼鏡に決定。
テンプルには「John Lennon」の文字。あのジョン・レノンが掛けていた眼鏡をモチーフにしたものらしく、鼻当ての金属部分には彼の似顔絵が刻印されています。横長のオーバルやスクエアなタイプに比べ横方向の視野が狭いため、出番がクルマを運転しない場合に限られますが気に入っています。今年の1月にはオーバルとスクエアの中間くらいの眼鏡をもう一つ作ってもらいました。
そちらは「ナイロール」や「ハーフリム」と呼ばれる、レンズの下辺を糸で支えるタイプですが、掛けると何となく左下がりになるのが気になり始め、調整してもらおうとB町文化祭（後述）の帰りに弐萬圓堂に立ち寄ると「2014年10月13日をもちまして完全閉店いたしました」の張り紙が。
Σ(￣Д￣|||)‥‥聞いてねぇよ！
「弐萬圓堂 閉店」でググってみると、あの3.11以降、このような謎の閉店が全国各地で相次いでいる模様。道内でもK市と同時期に札幌（3店）・旭川・函館の5店が営業を終了しており、現存するのは札幌・恵庭・苫小牧・帯広の4店のみ。せめて閉店するにあたって何か一言あっても‥‥裏切られたような気持ちを抱いているのは自分だけでしょうか。
