- 作者: 田川ちょこ
- 出版社/メーカー: 芳文社
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mixiのチューバコミュでもトピが立っていてちょっと気になっていた本。ネット通販で本を買える時代といえどもこの少女マンガ然とした表紙、アラ○ォー男がポチるまでにかなりの勇気を必要としたのは言うまでもありません(笑)
内容を一言で言えば、おチビなのに吹奏楽部でチューバを任されてしまった女子高校生「ひかる」の物語なのですが、現役でもそうでなくてもチューバの演奏経験がある人なら思わず頷いてしまうような、チューバ(の重さやデカさやそれに反比例した認知度の低さ)にまつわるあるあるネタが満載。もちろん単なる内輪ネタの羅列に終わらず、隠れドS(笑)な顧問の先生を始めとする部内のユニークな面々とひかるのやり取りもコミカルに描かれています。
そして2巻の終盤、ひかるが友人の問い掛けに対して、
「私がそうだったから!」
と笑顔で答えるシーンには何だかホッとさせられました。
あとがきによれば、作者の田川ちょこさんご自身もチューバの演奏経験があるそうですが、それにしても‥‥よくこんなマニアックな楽器をネタに漫画を描こうと考えたものですねぇ。
(↑一応褒め言葉‥‥のつもりw)