想定Guy

 年(度)末でもなければ、翌週がハッピーマンデーでもないのに本日は土曜日ながらどうにも腑に落ちない出勤日。でも、石北DD51臨貨は今週か来週で今シーズンの運行を終了するらしいので、仕事帰りにスチルなり動画なり撮っていこうとコンデジPowerShot TX1)持参で出勤しました。


それにしても一介の鉄ヲタ現業機関であるJR○物に直接問い合わせるなんて、もし本当なら‥‥(´・ω・`)


 予定通り仕事を終えてから北見駅裏の駐車場に向かうと、荷役線には20時10分に北見を出発する貨物3便目・8070レが待機中。網走方のDD51はB更新機、さて反対側は‥‥と視線を左に移すと、3番ホームに何やら見慣れない列車が停まっているではありませんか。


その正体は‥‥高速軌道試験車・マヤ34

2005.04.19 試9482レ 石北本線・緋牛内駅にて
EOS 7s+EF28-135mm F3.5-5.6 IS USM FUJI SPERIA 100


 走行しながら軌道(レール)の狂いを測定する事業用車両で、その名前に因んで実際に運用される列車は「マヤ検」などと呼ばれます。北海道では毎年今時期になると、こうしてディーゼル機関車エスコートされたマヤが各路線を巡り、ホキ800形ホッパ車によるバラスト(砂利)散布列車や、JR東日本キヤE193系電気・軌道総合試験車East i-Dがそれに続きます。


 自分が到着した時点で既に3番線の出発信号は緑(進行)を現示しており、マヤは今にも動き出しそうな雰囲気。案の定、慌てて駆け寄って三脚を伸ばしているうちにDE15はホイッスル一声、マヤとともに留辺蘂方面へと走り去ってしまいました。


貨物を撮るつもりでしたが、予定を変更してマヤ追跡開始。


 幸い、マヤは15D「オホーツク5号」の待避と普通列車4677Dとの交換のため相内で長時間の停車があり、その間に東相内にレーダーパトがいたにもかかわらず先回りすることが出来ました。対向列車がないならいっそのこと遠軽まで‥‥と留辺蘂から国道242号に入りましたが、金華駅の上り方向の出発信号はマヤが来ているのに赤(停止)を現示したまま。


この時間には下り普通列車がもう一本あったんですねぇ。

2009.04.18 4679D・試9486レ 石北本線金華駅にて
PowerShot TX1


コンデジを持っていったお陰で珍しいモノが撮れました。